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平成22年10月15日(金)、長崎市野母樺島町にて国の天然記念物に指定されている「オオウナギ生息地」の井戸の清掃作業が行われ、あわせてオオウナギの身体測定が行われました。 毎年秋の訪れとともに行われる身体測定ですが、まだまだ日差しが強く当日も汗ばむ陽気の中、多くの地域住民や地元の幼稚園児、報道陣などが集まりました。 井戸は、大正12年3月にオオウナギの生息地として天然記念物に指定されました。オオウナギは稚魚のころに、港から川を遡り井戸に入り込み棲みついたのですが、周辺環境の変化に伴いオオウナギが井戸に入り込めなくなったため、現在生息しているオオウナギの先代から鹿児島県の川から連れてくるようになりました。 現在うな太郎を筆頭に、うな次郎とうな子の3匹が井戸と水槽に分けられ生息しています。うな太郎は推定30歳、人間でいうと50歳、まさに脂ののった年ごろといえます。せっかくなので井戸から引き上げられたうな太郎を触ってみると、ピトピトと指が吸い付くような潤い溢れる肌触りでした。 うな太郎は、去年より5センチ伸びて179センチに成長していましたが、体重は2.1キロ減の12.6キロ、胴回りは2.2センチとスリムになり45センチでした。ただ、網に入れて分銅で体重測定を行い、背中に水糸をあてて体長を測っているので若干の誤差が生じるのだそうです。 長年うな太郎の世話をしている幕亀太郎さんは、年に1度間近に観察できるこの日、井戸から上がってきたうな太郎を愛おしそうに見つめていました。亀太郎さんの話によると、うな太郎はまだまだ井戸の主として元気でいられるようです。 うな太郎は、普段はなかなか上に上がってくることも少ないですが、井戸の横に設置されたうな次郎とうな子のいる水槽は常時眺めることができるので、近くにお立ち寄りの際にはその大きさを実見してみてはいかがでしょうか?
※うな太郎を知るための必読書、幕亀太郎さん著「ウナ太郎飼育奮闘記」、『のもざき 文化のかおり』平4、お奨めです。図書館にもありますので、よかったら読んでみてください。
〜*国指定天然記念物オオウナギ生息地*〜 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/bunkazai/bunkazai/bunkazai/218.html
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