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縄文時代からの歴史の痕跡を残す深堀地区。江戸時代には佐賀藩深堀領として栄え、深堀陣屋跡や武家屋敷塀の佇まいに、当時の名残がみられます。
この深堀地区にある深堀貝塚遺跡資料館は、深堀遺跡の発掘調査で出土したものを使って昔の深堀の様子を展示しています。今回展示の内容を新しくしたので、少しご紹介します。 深堀遺跡では、縄文時代から弥生、古墳、奈良、平安、鎌倉〜室町、江戸時代に至るまでの各時代の遺物が出土しました。出土したものは、土器や石器、陶磁器の他に、煮炊きをしていた炉の跡や、様々な形のお墓などで、途切れることなく、現在までの生活の跡が分かる遺跡は、大変珍しいそうです。 中でもお墓を見てみると、穴を掘り亡くなった人をそのまま葬る「土坑墓(どこうぼ)」、棺に石を使っている「石棺墓(せっかんぼ)」、独特のお墓である「甕棺墓(かめかんぼ)」など様々な葬り方があり、当時の暮らしが今とずいぶん違うことが分かります。
資料館に展示してあるのは、出土品だけではありません。それらをどうやって作っていたのか、またどんな使い方をしていたのかを紹介しています。例えば、縄文土器の文様の付け方を想像できるよう、木の棒や、縄、貝殻を使って模様を付けた粘土板を展示しています。展示品をただ眺めるだけではあまり面白くないかもしれません。けれど、そのとき生きていた人が試行錯誤しながら作った様子を想像してみると見え方が変わるかもしれませんね。
深堀貝塚遺跡資料館にぜひ足を運んで、深堀地区の歴史や発掘調査のもようを知り、昔の人たちの暮らしぶりを思い描いてみませんか。
【深堀貝塚遺跡資料館】 所在地=長崎市深堀町5丁目165(深堀支所より徒歩1分) 開館時間=9時〜17時 休館日=12月29日〜1月4日 入館料=無料
《交通アクセス》 @「長崎駅前南口」バス停から長崎バス「深堀」行き、「香焼恵理」行きのバスで「鍛治町」バス停下車徒歩5分 A「香焼本村」バス停から長崎バス「長崎駅前」行きのバスで「鍛冶町」下車徒歩5分
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