地球市民

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163号

2012年4月1日

地球市民は、「身近な国際交流って何だろう?」を長崎から発信する情報誌です。


長崎・上海航路の就航と海外旅行者のおもてなしについて
長崎の思い出〜タッド・サンダース
お知らせ


長崎・上海航路の就航と海外旅行者のおもてなしについて
長崎市国際課

長崎市アジア戦略室

 2011年11月、長崎と中国の上海をむすぶ航路が復活し、ことし2月には定期航路として就航しました。今号では、日中の懸け橋として注目されている長崎・上海航路と、海外からの旅行者のおもてなしについてご紹介します。

オーシャン・ローズ号
 今回就航する「オーシャン・ローズ」号は、平成3(1991)年に竣工された旅客フェリーを改造したもので、全長192.91メートル、総トン数は30,412トン。船内は座席シートや7種類の客室を備え、家庭電化製品等を取り扱う免税店、和食レストラン、フードコート、イベントホール、県産品販売ブース等で構成されています。現在週1便で運航しており、長崎港と上海港の間を約26時間で結んでいます。
 長崎・上海航路の就航によって、日本と中国間のひとの往来が増えることに加え、ことし長崎港には年間60隻以上のクルーズ客船の入港が予定されています。近年、東アジアを中心としてクルーズ客船の寄港は増加しており、中国からだけでなく、韓国や欧米諸国からも多くの観光客が、長崎港を入口として訪れています。

 長崎市ではこれまで、観光客の皆様が買い物やまち歩きなどをしやすいように浜町など中心部商店街でクレジットカードや中国人向けの銀聯カード決済機能の普及を支援したり、観光地周辺の歩行者誘導標識を、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語の4カ国語で表示し、ホテルなどで語学研修講座を開くなど受入体制を整えてきました。

 また、クルーズ客船の入港の際は、長崎市や県などで構成する長崎港クルーズ客船受入委員会が地元の高校生による吹奏楽や長崎ゆかりの伝統芸能によるお見送りを実施するなど、歓迎ムードを盛り上げています。

長崎港を出港する「クイーン・メリー2」
 身近なところでは、広報ながさきで毎月「ちょこっと外国語講座」やクルーズ客船入港情報を掲載し、長崎を訪れる外国人旅行者に気軽に声をかけられるよう、市民のみなさんにも情報提供を行っています。

 長崎を訪れる外国人旅行者からは、市民が非常にやさしく、親切で、まちがとても美しい、といったお言葉もいただいています。

 今年に入り、クルーズ客船などを利用して多くの旅行者が訪れ、長崎のまちはにぎやかになっていますが、このお客様たちが、「再び長崎を訪れたいな」と思うのは、やはり、このような市民のみなさんのおもてなしの気持ちです。

 これまでの市民のみなさんの海外からのお客様に対する心遣いに
感謝申し上げますとともに、どうかこれからも言葉の垣根を越えて、「おもてなしの心」でお迎えいただきたいと思います。

今回の長崎−上海航路に関するお問い合せ先

  HTBクルーズ TEL:0956-27-0089 

URL http://htbc.co.jp/



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長崎の思い出〜タッド・サンダース
 
タッド・サンダースさん
アメリカ アリゾナ州ツーソン出身
長崎YMCA英会話講師

 私はタッド・サンダースと申します。何から話を始めましょうか?

 約30年前、1980年代に長崎に来た私は、長崎の数多くの変化を見てきました。みなさんは、1980年代を「昔は」と振り返るでしょう。当時は長崎市全体でみて外国人、特に欧米人はまだ数も少なく、毎週土曜日に、みんなで現在のホテルニュー長崎のところにあった居酒屋に集まったものでした。実は当時、ホテルニュー長崎、ベスト・ウェスタン、ココウォーク、アミュプラザや夢彩都はありませんでした!多良見へのバイパスもまだできておらず、みんなディスコに行っていました!みなさんは新地の近くにあった「マハラジャ」を覚えていますか?

 長崎で仕事をするのは容易でありませんでしたが、街は「善意」で満ち溢れていました。路上で偶然知り合った方が英会話学校の仕事を世話してくれたり、また偶然バスで乗り合わせた方には、夕食のために自宅へ招いたりしてくれました。裏通りの子供達は「外人、外人」と驚いては、キャーキャーと騒いでいました。それらはいつも、ちょっとした冒険のようでした。

 当時、俳優の松平健が演じる時代劇「暴れん坊将軍」が大好きで、長崎市公会堂でのコンサートにも行きました。驚いたことに、私が唯一の外国人であり、唯一の男性でした!ファンの「おばちゃん」の歓声に囲まれ、私は混乱状態。マツケンサンバが始まると、俳優が躓かないように、主催者が舞台に花を投げ入れないように依頼するなど、ファンの熱気に大変驚いたことを覚えています。

 話は尽きませんが、あいにく紙面が足りません。英会話の授業がない時は、長崎の美しい海岸でスキューバダイビングを指導しています。海水は美しく澄み渡り、見るものもたくさんあります。

 長崎は変化を続けており、若者が集う場所も増え、レストラン、映画館や料理などの選択肢も確実に増えています。ただ、変わらないものが2つあります。それは、「心地よさ」と「人々の親切心」であり、これからもそれらが決して変わらないことを願っています。




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お知らせ

               

                2012長崎帆船まつり

                   港町長崎に、国内外から数々の帆船が集結します。
          白い帆を一斉に広げる「操帆訓練(セイルドリル)」や船内一般公開、
          長崎港内体験クルーズ等、たくさんのイベントがお待ちしています。


                  日 時:4月26日(木)〜30日(月・祝)

               場 所:
長崎港(長崎水辺の森公園・出島ワーフ周辺)

               お問合せ先:
長崎帆船まつり実行委員会事務局(長崎市さるく観光課内)
                                    TEL:095-829-1314

                  ホームページ:http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/hansen/




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